妊娠・出産で濃くなったムダ毛はどうすればいいの?
女性にとって妊娠・出産は人生の一大イベントです。
子どもをお腹に授かって出産するから、自分の体にもいろいろな変化がでてきます。
体重が増えたり、肌が荒れたり、体毛が濃くなったり。
つわり中に食べないと気持ち悪くなる「食べづわり」になって体重が増える、体のホルモンバランスが崩れて肌が荒れる・毛深くなるといった変化です。
その中でも厄介なのが濃くなったムダ毛。
体重の増加・肌荒れは、出産後に気をつけていれば徐々に戻ってきます。ホルモンバランスも徐々に治ってくるからですね。
でも、一度濃くなった体毛はなかなか薄くなりません。
妊娠・出産が落ち着いても体毛が薄くならないのはなぜでしょうか?
ムダ毛の濃さはホルモンバランスによる
体のムダ毛(体毛)の生える原因はホルモンバランスです。
具体的には男性ホルモンと女性ホルモンのバランス。
男性でも女性でも、体の中には男性ホルモンと女性ホルモンが存在します。男性ホルモンはテストステロン、女性ホルモンはエストロゲンという成分が主成分ですが、それぞれ体に変化を与えます。
< 男性ホルモン >
・筋肉質のある体つき
・体毛を濃くする
< 女性ホルモン >
・女性らしい丸みのある体つき
・体毛を薄くする
男性は女性ホルモンよりも男性ホルモンの方が多く、女性は男性ホルモンよりも女性ホルモンの方が多く存在します。そして、それぞれ絶妙なバランスを保って体の健康を維持しています。
2つのホルモンバランスが崩れると
・頭痛、吐き気、めまい
・倦怠感
・高血圧
・更年期障害
など、体毛以外にも様々な症状がでてきます。
もともとムダ毛が濃い人は男性ホルモンがちょっだけ多くて、ムダ毛がほとんど生えない人は女性ホルモンがちょっとだけ多い状態です。
妊娠・出産では女性ホルモンを多く使うので、一時的にホルモンバランスが崩れて普段よりも男性ホルモンの量が多くなります。このため体毛が濃くなるわけですね。
ホルモンバランスの崩れは発毛のスイッチ
でも、ちょっと待った!
妊娠・出産で濃くなるのはわかったけど、妊娠・出産が落ち着いてからもムダ毛の濃さが薄くならないのはなぜでしょうか?
それは、ホルモンバランスの崩れが発毛のスイッチだからです。
体毛の濃さは男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが関係しているのですが、それは体毛が濃くなるかどうかのキッカケのことで、一度体毛が濃くなると男性ホルモンと女性ホルモンのバランスは関係ありません。
もちろん出産から時間が経てば、女性ホルモンの量も戻ってちょっとは薄くなるのですが、残念ながら以前のように生えなくなることはないし、一度生えてきたムダ毛はそのまま濃いままになってしまいます。
濃くなったムダ毛を薄くするのは脱毛しかない
出産・妊娠で濃くなるのは、
・口周りのムダ毛(ひげ、うぶ毛)
・腕毛
・腹毛
・すね毛
といった部分です。地味に手の甲とかも濃くなります。どこも人に見えやすい部分だから嫌ですよね。。。
特に今まで全く生えてなかったお腹の毛が生える女性が多いです。元から濃いならまだしも、妊娠・出産で濃くなったらショックですよね。
一度濃くなったムダ毛を薄くするのは、今のところ脱毛しかありません。
ホルモンバランスは元に戻っているので、脱毛で薄くすれば再びムダ毛が濃くなることはありません。
出産してママになったからといって、体の美容には気を遣いたいですよね。
ママになってもオシャレをするし、夏になれば薄着にもなるし、水着だって着ます。
そんなときに今までなかったムダ毛があったらヘコみます。
脱毛すればムダ毛は生えてこなくなるし、何より肌が綺麗になります。
ムダ毛が生えなくなるので、毛穴が締まってキメの細かいツルスベの肌に生まれ変わります。うぶ毛もなくなるので、部位によっては妊娠・出産前よりも肌が綺麗になることもあります。
妊娠・出産で濃くなったムダ毛に悩んでいたら、ぜひ脱毛してみてください。
いつまで経っても自然にムダ毛が薄くなることはないので、脱毛してムダ毛のない綺麗な肌にしてしまいましょう。